だんらん四季報バックナンバー(Vol.5)
2019.08.01
りふぉーむ手帖Vol.5 住まいの防犯対策 -空き巣だけじゃない最近の侵入窃盗事情-
知っておきたい住まいの防犯対策
実は、日常生活の拠点である住まいを対象とした侵入窃盗は、全国で6万件以上発生(2018年)しています。発生場所は、戸建住宅が最も多く42.5%、次いで共同住宅(3階以下)11.9%、共同住宅(4階以上)4.1%です。※参照:警察庁住まいる防犯110番
2004年以降、毎年減少傾向にあるものの、未だ1日当たり86件の被害があります。 そこで今回は「住まいの防犯講座」として、気をつけるべきポイントをご紹介します。是非この機会に我が家を見直し、対策を考えてみましょう!
知って空き巣だけじゃない最近の侵入窃盗事情
昨今の住宅に対する侵入窃盗の手口は様々で、留守の住宅に侵入して金品を盗む「空き巣」以外にも、在宅時に犯行に及ぶ場合もあります。昼寝や食事の隙に侵入して金品を盗む「居空き」、夜間就寝した頃を見はからって侵入する「忍び込み」です。また、鉢合わせになり、凶器等で脅され強盗となる場合もあります。こうした侵入窃盗による被害は、物理的・経済的な損失だけでなく、住まいに対する安心感が一瞬で崩れて精神的にも大きなダメージを与えます。
侵入窃盗犯の行動と心理① 「まさかウチが…」その油断が狙われる!?
警察庁の調べによると、住宅侵入窃盗の侵入手段で最も多いのが無締り(=玄関や窓が無施錠)で、約半数を占めています。
「ちょっとゴミ出しに行くだけだから」「オートロック付きだし安心」「上層階まで登って来れないだろう」という少しの油断を狙われ、被害に遭った事例もあります。どんなに強固な防犯設備を導入していても、無締りでは意味がありません。日頃から戸締りを徹底し、確実な施錠を心がけましょう。
侵入窃盗犯の行動と心理②インターホンを鳴らして留守を確認する
侵入窃盗犯は「一番簡単に侵入できる方法」を考え、手口を研究しています。下見を行うことが多く「留守かどうか」「侵入しやすい家か」「逃げやすいか」を見ています。留守の確認方法で最も多いのは「インターホンで呼ぶ」ことでセールスや作業員を装って訪問し、応答が無ければその時間帯は留守だと判断します。また、ポストの中の郵送物・カーテンの閉まり具合から、人の動きや出入りの様子を伺われることもあります。
窓・玄関など開口部対策の重要性
戸建住宅の場合、約6割が窓からの侵入と言われています。鍵が閉まっていても窓ガラスを割り、そこから手を入れて解錠し、侵入する「ガラス破り」に遭うことも少なくありません。近年の新たな手口として、バーナーなどを使った焼き破りが急増しています。特別な工具や技術がいらず、ガラスを割る音も小さく気づかれにくいことが特徴です。しかも通常のガラスであれば、わずか数十秒で割れます。
住まいの防犯対策のポイント
□ 日頃から確実な施錠を心がける
□ 侵入しにくい家にする
□ 開口部(窓・玄関など)や鍵の防犯性能を高める
防犯に対する意識と住まいの防犯性を高め、侵入されにくく
犯行を諦めさせる要素を増やすことがポイントです。
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