外壁塗装の塗料の種類、寿命や適切な塗り直し時期とは?【後編】
2019.06.18
こんにちは、りふぉーむ工房だんらんです。
今回も前回に引き続き当社のリフォームでも人気の外壁塗装についてです。外壁塗装の塗料の種類や寿命、適切な塗り直し時期など詳しくご紹介いたします!
前回のまとめ
前回のコラムでは、塗料の種類とそれぞれの耐用年数の違いについてお話いたしました。
耐用年数は一番長いものから順に、フッ素系塗料・遮熱系塗料>光触媒塗料>ラジカル系塗料・シリコン系塗料>ウレタン系塗料>アクリル系塗料となります。ただ、耐用年数が長い塗料ほど単価も高い傾向があることも分かりました。
さて上記をふまえて、今回の後編では「耐用年数の短い安価な塗料を使って外壁塗装を短い周期で行ったほうが得なのか、あるいは耐用年数の長い高価な塗料を使って長い周期で行うほうが得なのか」をお伝えするとともに外壁以外の部材の耐用年数についてもお伝えいたします。
安価な塗料か、高価な塗料か、結論は…
結論から言いますと、耐用年数が長い高価な塗料を使って外壁塗装を行ったほうが、長期的に見て維持費を抑えられるケースが多いです。ただ、むやみやたらに高価な塗料を使えばよいというわけではなく、耐用年数とコストの両立が取れた塗料を使用することがベストで、だんらんではコストパフォーマンスに優れたシリコン塗料をオススメいたします。
さて、その理由を探っていきましょう。
理由①外壁塗装は塗料代が全てではない
まず、外壁塗装の総工費には塗料代(材料費)だけではなく、足場代・人件費・雑費などが含まれています。
例えば、塗料代が1,000円/㎡と2,000円/㎡のものがあったとしても、金額が変わるのは総工費の中の材料代部分のみ。それ以外は変わらないので、塗料代が2倍になったからといって総工費が2倍になるわけではありません。
理由②塗料代と耐用年数の関係
次に塗料の単価の違いを見てみましょう。
アクリル塗料の値段は一般的に1,500円/㎡前後、だんらんがオススメするシリコン塗料は3,500円/㎡前後が相場です。価格だけ見るとその差は2倍超ありますが、耐用年数ではアクリル塗料が7年前後、シリコン塗料が15年前後なので、価格と耐用年数で考えるとどちらもそこまで差がないことが分かります。
それではどこで差がつくかと言いますと、先程の総工費の足場代・人件費・雑費で差がついてきます。
足場代・人件費・雑費は外壁塗装リフォームを行うたびに必ずかかる費用なので、仮に35年間住まいの状態を守るために定期的な外壁塗装を行おうとすると、アクリル塗料では7年間×5回の外壁塗装が必要なのに対し、シリコン塗料では15年間×3回の塗装リフォームで済み、さらに10年間の耐用年数が残っているという計算になります。
このような計算から外壁塗装は、高価でも耐用年数が長い塗料を使用した方が長期的に見てお得ということが分かります。
まとめ
塗料による耐用年数の違いや費用などについてお伝えしましたが、外壁の劣化具合はお住まいの築年数や周辺環境により差が出てきます。
耐用年数未満でも外壁を手で触ったときに粉が付く、「チョーキング現象」やカビや苔の発生、ひび割れ等が起こっている場合はそのまま放置せずに私たちにご連絡ください。実際に現地調査に赴き、本当に外壁塗装が必要なのかどうかを専門家の目で判断いたします!
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