こんにちは。リフォームコーディネーターの渡辺です。
少しずつ寒くなってきましたね。私は寒いのが苦手なのでこれからの季節は辛いです。
年末になり毎年忙しい時期ですが今回は壁や天井に貼るクロスのお話をしたいと思います。
お部屋をリフォームする時に最後クロスを貼って仕上げることが多いですが
そのクロスを仕上げると一気にお部屋が出来上がる感じになり
お客様に喜んで頂ける瞬間でもあります。
間取りを変更しなくてもクロスを新しくするだけで部屋は一新します。
だけどそのクロスをどれにするか、悩む人も多いと思います。
多くの人が無難な白のクロスを選ぶからかメーカーのサンプル帳も白が多いです。
そして家具などに合わせることを考えると白は間違いないと言えます。
近年アクセントクロスが少しずつ流行り、壁の一部だけ色を変える人も増えてきました。
クロス一つで部屋の印象はガラリと変わります。折角お金と時間をかけてリフォームするのですから
無難だけでなく色や柄のクロスにも注目して欲しいです。
私、個人的にはアクセントクロスや色、柄付のクロスが好きなので、
今回はクロスでお部屋のイメージを変えている様子を紹介します。
壁の上下で色を変えています。全面無地だとつまらない、全面柄だと落ちつかない感じになる
と思っていた方のお部屋です。 上下で組み合わせてバランスを取っています。
お部屋に住んでいる方が京都が好きだからでしょうか、竹柄の壁紙を気に入ったというので
窓側一面だけのアクセントクロスにしました。 床はフローリングなので和室では無いのですが、
今で言う和モダンのイメージです。
かなり濃い目のグレーの壁紙を全面の壁に貼ったので、はっきり言って部屋の印象は暗いです(笑)
天井は白っぽく見えますが壁よりは少し明るめのグレーです。
暗くてかっこいい部屋が好みだったようで、完成した後も満足して頂きました。
ここまではっきり濃い色を全面に選ぶ人も珍しく、私も新鮮な経験でした。
リビングの一部にキッチンがあり周囲のリビングのクロスとキッチン廻りのクロスを変えています。
基本のリビングクロスは明るめのベージュ色で横の線が入ったクロス。(左)
そのクロスが周囲に貼られている内側にキッチンの壁があります。
そのキッチン廻りの壁だけ色を変えて、濃い目の縦線が入ったクロスにしました。(右)
横柄と縦柄の組み合わせですが違和感はありません。
いかがでしょうか。
クロスのサンプル帳は1冊でも種類が多く迷うこともあります。
悩んだらご相談下さい。