段差解消＆手摺設置！トイレのバリアフリーリフォーム

リフォーム費用： 160万円

お父様用のトイレで廊下との段差解消・便器脇の手摺の設置・トイレの便座面の高さ調整で依頼を頂きました。

廊下とトイレの入口には50㎜ほど段差があり、
便座面の高さは使用しているトイレだと低く着座・立ち上がりが非常に大変。便座への着座・立ち上がりの補助として便器脇に手摺が欲しいとのご要望を頂きました。

２つの不便な段差を解消しました。

●「廊下からトイレ入口にある段差」

●「立ち座りがしにくいと感じていた既製便座の高さ」

まず廊下との段差は全ての器具を取外し、床を解体し、床組をして段差を解消しました。トイレの座面の高さは既製品の便器ではどのメーカーでもご希望の高さよりも低くなってしまう為、現場での対応が必要となりました。

対応としては便器の下に嵩上げする箱組を設置すれば便座面は高くなりますが、その箱組に躓くなどの危険がある為、（見栄えも悪い為）TOTOから新発売になったFDを提案させて頂きました。

FDは便器を床に設置をしないで、背面のフレームに固定をする為、そのフレーム自体を嵩上げすれば便座面が希望の高さまで上げられ、尚且つ綺麗好きな奥様の掃除がし易くなるという一石二鳥のトイレでした。又、便器の下回りがほのかに光りお洒落な感じになりました。

トイレ脇の手摺はご希望として跳ね上げ式の手摺ではなく、ここに手摺が有る事が認識出来る固定式の手摺をご希望でした。

トイレ内の手摺も便器廻りだけではなく、小便器への動線や便器横の壁にも手摺を付けさせて頂きより安全に使用が出来る様にしました。小便器横の手摺はお父様が使用されている杖を掛ける事も出来ました。

その他にも入口横にあった天井までの壁を撤去し、開放感を出し腰壁の笠木も手摺替わりになる様に高さや長さを打ち合わせさせて頂きました。

トイレに窓が無い為、今までの照明ですと暗く、段差が無くなったとは言え危険がありましたので、LED昼白色の照明を2灯設置し上部を白いクロスを張る事により大変明るくなりました。

壁も腰高までキッチンパネルを貼りましたので、タイルに比べ目地が少なく清掃性が上がりました。

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